不動産運用とは?実務から成功のポイントまで徹底解説
「不動産運用と不動産投資の違いは?」
「不動産を効果的に運用するための注意点について知りたい」
この記事では、不動産運用の基本知識から具体的な実務、よくある失敗パターン、成功させるためのポイントまでを総合的に解説します。
1.不動産運用とは

不動産運用とは、不動産の購入・管理・経営を通じて収益を最大化するための継続的な事業活動です。
不動産は買って終わりではなく、家賃の管理や物件メンテナンス、そして売却まで、多岐にわたる運用能力が求められます。
物件を取得した後は、以下のような実務が待っていますが、これらが不動産運用の内容となります。
- 入居者の募集
- 入居者の管理
- 家賃の回収
- 修繕
- 税務処理
- 売却
不動産運用は、株式投資のように買って保有するだけではなく、賃貸経営自体を事業として捉え、収益性を高めるための判断や行動も必要です。
長期的に安定した収益を上げるためには、運用中に何をすべきかを正確に理解しておき、実行することが必要になります。
2.不動産投資と運用の違い

不動産投資と不動産運用は混同されがちですが、厳密にはカバーする範囲が異なります。
両者の違いを整理すると、以下のようになります。
| 比較項目 | 不動産投資 | 不動産運用 |
| カバーする範囲 | 物件選定・購入から運用・売却までの幅広い概念 | 購入後の管理・売却判断にフォーカスした概念 |
| 対象 | 現物不動産、不動産ファンド投資(J-REIT・私募ファンド・不動産クラウドファンディングなど) | 主に現物不動産 |
| 主な活動 | 物件分析、購入判断、資金調達、運用、出口戦略 | 入居者管理、家賃回収、修繕、税務、売却タイミングの判断 |
| 関わる期間 | 取得前~売却後まで | 取得後~売却まで |
一般的に不動産投資とは、物件選定から購入、運用、売却までの幅広い概念で、不動産運用も含んでいます。
また、不動産の現物だけでなくファンドを含めて投資の範囲も幅広いです。
一方で不動産運用は、不動産を購入した後の管理や売却などに焦点を当てた言葉となります。
3.不動産運用における実務

不動産運用には様々な実務が含まれます。
具体的な五つの業務を見ていきましょう。
- 入居者募集や空室対策
- 家賃回収と滞納対応
- 修繕や設備管理
- 収支管理
- 確定申告と税務
(1)入居者募集や空室対策
不動産運用においては、入居者の募集や空室対策が必須です。
不動産から生じる家賃収入は、収益の基盤となる最も重要な要素です。
物件を取得したら入居者を募集して賃借人を探し、退去が発生したら次の入居者を見つけ、なるべく空室期間がないようにしなければなりません。
多くの場合、不動産仲介会社に業務を委託して、仲介会社が集客や契約業務を行いますが、物件の賃料設定などはオーナーの責任において行います。
エリアの需要に沿った家賃を設定し、また仲介会社がホームページなどに掲載する物件写真などは目を通して、魅力的に見えているかどうかも確認しましょう。
(2)家賃回収と滞納対応
毎月の家賃回収、滞納対応も必要です。
物件を自主管理(オーナー自身が管理)する場合は、賃借人からの賃料振込の有無を確認し、滞納があった際は連絡をして家賃の支払いを自身で督促しなければなりません。
物件を管理会社に委託している場合はこれらの業務は管理会社で実施しますが、オーナー側でも毎月の賃料の入金状況は細かく把握しておく必要があります。
万が一滞納が続いた場合は、内容証明郵便の送付による督促や連帯保証人への連絡、分割払いの交渉や家賃滞納による解約通知などの対応を段階的に進めなければなりません。
なお、賃貸保証会社に家賃回収業務を委託することによって、あらかじめ滞納による損失リスクや煩雑な対応を軽減することができます。
収益を確保するための管理、滞納が発生したときの諸業務も、不動産運用における重要な実務の一つです。
(3)修繕や設備管理
不動産は築年数の経過とともに劣化するため、建物本体や設備の修繕・交換は避けて通れません。
特にエアコンや給湯器などの設備は消耗品であり、一定年数ごとに交換が必要です。
設備の故障が続くと入居者の満足度の低下や退去につながる可能性もあるため、単に修理するだけでなく、交換のタイミングを見極めることも求められます。
入居者から修理や交換の依頼があった場合は、原則としてオーナー負担で対応する必要があります。
また、区分マンションの場合は、日々の管理費や修繕積立金に加え、大規模修繕時に一時金が発生するケースもあるため、あらかじめ資金を確保しておくことが重要です。
定期的にメンテナンスを行うことで、突発的な高額修繕を防ぎ、物件の価値や入居率の維持にもつながります。
(4)収支管理
オーナーは毎月の家賃収入や管理費、修繕費などを正確に把握し、キャッシュフローを管理する必要があります。
数字を見ない運用は、感覚だけの経営に陥ることになり、必要な時に資金が足りなくなるおそれがあるため、定量的な収支管理を徹底することが重要です。
管理はエクセルや専用の管理ツールなどを使って、収入と支出を記録する方法がおすすめです。
なお、管理会社に毎月の収支報告を委託していれば、これらの収支の管理は楽になりますが、固定資産税など、管理会社を通さず支払う必要がある費用の記録を忘れないようにする必要があります。
継続的に収支データを記録していくことで、運用が計画通りに進んでいるか、改善すべき点はどこかが明確になります。
赤字が続くようなら売却などの選択肢も検討することになるため、運用上の収益が出ているのか、このまま続けて問題ないかを常に把握しておきましょう。
(5)確定申告と税務
不動産運用において所得が発生したら、確定申告が必要になります。
家賃収入すべてが所得ではなく、そこから以下のような必要経費を差し引いた金額が不動産所得の課税対象です。
- 管理費
- 修繕費
- ローン金利
- 減価償却費
- 固定資産税
不動産所得が発生したら、年に一度の確定申告が必要です。
なお、不動産所得の税務処理は個人でも可能ですが、減価償却の処理など複雑な計算があるため、税理士に依頼するのがおすすめです。
4.不動産運用でよくある失敗パターン

不動産運用には、初心者が陥りがちな失敗パターンがいくつか存在します。
- 新築物件は資産価値が下がりやすい
- サブリース契約でも賃料減額のリスクがある
- 管理会社に収支管理まで丸投げしてしまう
- 金利の上昇により資金繰りが悪化してしまう
- 出口戦略を検討せずに保有し続けてしまう
事前に知っておくことでリスクを回避しましょう。
(1)新築物件は資産価値が下がりやすい
不動産運用でよくあるのが、新築物件の方が価値が高いと思い、安易に購入してしまうパターンです。
新築物件は売り出しのために広告費用や人件費などが上乗せされているため高額になりやすいですが、新築期間(おおむね1年)を経過すると急激に価値が下落することがあります。
これによって、想定していたほどの賃料収入が得られなくなるという事態に陥ることも少なくありません。
特に新築ワンルームはこの下落率が高くなる傾向があります。
これに対して、中古物件を安価で購入したほうが購入資金を抑えられ、かつ価値の下落も緩やかであることから大幅な価値の下落がない可能性もあります。
新築のほうが望ましいという先入観は捨て、賃貸需要や売却時まで考えて購入する物件を検討するべきでしょう。
(2)サブリース契約でも賃料減額のリスクがある
空室対策のためにサブリース契約を検討するオーナーも多いですが、この契約にも落とし穴があります。
サブリース契約とはオーナーとサブリース会社が賃貸借契約を締結し、サブリース会社が一般の入居者に部屋を転貸する契約です。
仮に部屋を借りる人がいなくなっても、サブリース会社からは毎月決められた賃料が入ります。
サブリース契約は空室に関係なく一定の賃料が入るメリットが強調されがちですが、サブリース会社から定期的に賃料の見直しが入り、大幅に減額されることも珍しくありません。
また、中途解約ができないことが多く、オーナー側から解約した場合に違約金を請求されるケースも見られます。
また、サブリース契約による賃料収入は入居者に直接賃貸した場合の賃料収入を下回ることが多いので、利回りが下がることから、将来売却を検討したときに相場以下の価格でしか売れないというリスクがあります。
サブリース契約は収益安定のための選択肢の一つとして考えられることが多いですが、契約内容によってはオーナーに一方的に不利になることもあるため、契約内容を十分に確認し、メリットとデメリットを比較したうえで締結することをおすすめします。
(3)管理会社に収支管理まで丸投げしてしまう
不動産運用において、管理会社に物件管理だけでなく収支管理まで丸投げするオーナーがいます。
物件管理の委託は合理的な判断ではありますが、収支の管理はオーナー自身もすべきです。
管理会社が作成する月次報告書をチェックせずにいると、修繕費や管理費が上がっていたり、家賃が相場賃料と乖離するなど、家賃設定が適正でない状態になっていたとしても、適切な対応を講じることができず、機会損失が発生してしまいます。
収支管理はオーナー自身で毎月実施し、些細な変化にも気づくようにすることが不動産運用の基本です。
(4)金利の上昇により資金繰りが悪化してしまう
金利上昇を想定せず資金計画を立ててしまい、最終的に資金繰りが悪化するケースもあります。
変動金利でローンを組んでいる場合、金利上昇によって毎月の返済額が増加し、家賃収入では賄えなくなることもあります。
特に近年は金利が上昇局面に入っており、変動金利を選択している場合はこの影響を強く受けるリスクが高いです。
金利上昇への対策としては、固定金利への借り換えや繰上げ返済を検討する方法があります。
固定金利に変更することで返済額を一定に保てるため、将来の金利上昇リスクを抑えられますが、その分現在の金利が高くなることもあり、総返済額とのバランスを見極めることが重要です。
また、繰上げ返済によって元本を減らせば、利息負担を軽減でき、将来的な金利上昇の影響も抑えやすくなります。
ただし、手元資金が減ることで急な出費に対応しづらくなるため、資金に余力を残したうえで判断する必要があります。
(5)出口戦略を検討せず保有し続けてしまう
不動産運用では、出口戦略まで検討しなければなりません。
出口戦略とは、具体的には売却のことで、売り出しに適した時期の見極めや売る前にリフォームやリノベーションを施すかなどを含めた判断のことです。
実際に不動産を保有して安定した収益が入ってくることに安心し、「このまま保有し続ければ問題はない」と考えるオーナーは少なくありません。
しかし、物件の価値は築年数の経過やエリアの人口減少などによって変化することを考え、保有のメリットをデメリットが上回ってしまう前に売却することが重要です。
物件の収益性を定期的にチェックし、売り時までを見極める姿勢を持たないと、不動産運用としては失敗に終わってしまうことがあります。
不動産を売却する方法としては、仲介会社に依頼して買主を探してもらう「仲介による売却」と、買取業者に直接購入してもらう「買取」があります。
それぞれの特徴や売却の流れなどの詳細については、以下の記事で詳しく解説しています。
5.不動産運用を始める前に知っておくべき基礎知識

不動産運用は物件の所有だけでなく、物件の管理や収益の管理、そして出口戦略の判断まで幅広い知識が必要です。
そのためには不動産運用や投資に関する知識が欠かせません。
ここからは不動産運用を始める前に知っておくべき基礎知識を紹介します。
- 表面利回りと実質利回り
- ローン返済を含めた「手残り」シミュレーション
(1)表面利回りと実質利回り
表面利回りと実質利回りとは、不動産の収益性を測る指標です。
表面利回りとは単純に年間家賃収入を物件価格で割った指数で、管理費などの経費を考慮しない指標となります。
以下の計算式で求めることができます。
- 年間家賃収入÷物件価格×100%
一方で実質利回りは年間家賃収入から諸経費を差し引いて割り出すため、現実的な収益性を示す数字です。
具体的には、以下の計算式によって求めることができます。
- (年間家賃収入-年間経費)÷(物件価格+購入時諸経費)×100%
上記の式を用いて、以下のような条件の物件の利回りを実際に計算してみましょう(※諸経費の数値はあくまで目安です)。
| 条件・項目 | 金額 |
| 家賃 | 6万円(年間収入72万円) |
| 物件価格 | 600万円 |
| 管理費・積立金 | 1万円(年間12万円) |
| 管理委託料 | 3,000円(年間3万6,000円) |
| 固定資産税 | 5万円 |
| 購入時経費(各種税金、専門家依頼費用など) | 48万円 |
表面利回りと実質利回りは、以下のように求めることが可能です。
| 表面利回り | 72万円÷600万円×100%=12% |
| 実質利回り | (72万円-20万6,000円)÷(600万円+48万円)×100%=7.9% |
表面利回りと実質利回りでは大きな開きがあることが分かります。
一般的な不動産販売では表面利回りを強調して販売するケースが多いですが、重要なのは実質利回りです。
物件購入を検討する際は、必ず実質利回りで比較することを念頭に置きましょう。
(2)ローン返済を含めた「手残り」シミュレーション
実質利回りを確認した後は、手残り額のシミュレーションが必要です。
手残りとは家賃収入からすべての経費とローン返済額を差し引き、最終的にオーナーの手元に残る金額です。
仮に実質利回りが高い物件であっても、ローン返済額が大きければ手残りはわずかとなるため、利回りと返済額の両方を踏まえた判断を要します。
不動産投資を始める前のシミュレーションでは、楽観シナリオだけでなく、空室率15%・家賃20%下落・金利1%上昇などの事態も想定した悲観シナリオも作成しておくことが大切です。
手残りがマイナスに転落するシナリオがあるなら、自己資金を増やしたり物件を変更したりするなど、購入条件を見直す必要があります。
6.不動産運用を成功させるためのポイント

不動産運用で長期的に収益を上げるためのポイントを五つの観点から見ていきましょう。
- 購入する不動産の条件を詳細に検討する
- 運用に強い不動産会社を選定する
- 管理委託費との費用対効果を検討する
- 何年後にいくらで売却するか出口戦略を見越しておく
- ほかの投資と組み合わせてリスクを分散する
(1)購入する不動産の条件を詳細に検討する
不動産運用を成功させるかどうかは、購入する不動産の条件が重要です。
立地や築年数、賃貸需要や利回り、修繕の状況など複数の観点から物件を評価しましょう。
またデータだけでなく、自分の足で物件を見てエリアを歩いて、物件の状態やエリアの住みやすさなどを肌で確かめるのが重要です。
夜に物件付近が薄暗い場合や治安が良好ではないエリアの場合には、女性の単身者やファミリー層からの需要は下がります。
このようなことは実際に目で見なければ確認できないことなので、不動産会社が提示する情報だけでなく、足を使って物件の情報を得たうえで、購入する物件を判断しましょう。
(2)運用に強い不動産会社を選定する
物件の購入だけでなく、運用フェーズを支えてくれる不動産会社の選定は極めて重要です。
運用に強い不動産会社の特徴としては、以下の点に着目しましょう。
- 入居率の実績が高い
- 客付けが強い
1:入居率の実績が高い
最も重視したいのは、管理物件全体の入居率の実績です。
入居率が高い会社は効果的な募集活動や入居希望者対応の質、退去後の再募集スピードなど、運用ノウハウが高いレベルで揃っている可能性が高いです。
問い合わせの段階で「御社の管理物件の平均入居率を教えてください」と質問し、一つの目安として95%以上を維持できているかをチェックしてみましょう。
2:客付けが強い
客付けの強さも、運用に強い会社かどうかを判断する重要な指標です。
特に注目したいのが、地元で強い不動産会社かどうかという点です。
地元密着型の会社は、その地域の賃貸需要、入居者の好み、競合物件の動向などを熟知しており、エリア特性に合わせた的確な募集戦略が打てます。
全国展開している大手が必ずしも勝るわけではなく、運用するエリアで実績と影響力を持つ地元の会社こそが、空室対策の強い味方になってくれるでしょう。
(3)管理委託費との費用対効果を検討する
不動産管理を外部委託する場合、目安として賃料の3〜5%程度の管理委託費用が発生します。
費用は不動産管理会社によって差がありますが、重要なのは管理の質と費用のバランスです。
委託費用が安くても管理が行き届いていなければ、空室期間が長引き、問い合わせ対応が悪い可能性もあります。
逆に委託費がやや高いとしても、入居率を高水準で維持できるケースもあるでしょう。
管理会社を選定する際は複数の会社に相談するほか、口コミなども調べて入居者対応のレベルなども確認するのがおすすめです。
(4)何年後にいくらで売却するか出口戦略を見越しておく
不動産運用は、いつ・いくらで売るかの出口戦略を立てて、そこから逆算して運用計画を設計しましょう。
例えば、購入時に「10年後にいくらで売る」という目標を決めておけば、運用中の判断基準が明確になります。
特に注意したいのがエリアの人口減少傾向や大規模修繕の到来時期などです。
これらの要因が重なって資産価値や収益性が大きく低下する前に、売却に踏み切ることが重要です。
出口戦略については様々な知見が必要となるため、購入時から不動産会社や税理士と相談し、後悔のないように判断しましょう。
(5)ほかの投資と組み合わせてリスクを分散する
不動産に限らず、投資はほかの投資と組み合わせたリスク分散が基本です。
不動産運用に資産を集中させすぎると、不動産市場全体の下落や物件事態のトラブルで大きな損失を得るリスクもあるでしょう。
例えば、株式投資やNISAなどの投資信託、J-REITなど性質の異なる投資手段を組み合わせることで、ポートフォリオ全体のリスク分散が可能です。
特に新NISAは、年間360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)まで非課税で投資できるため、不動産運用の補完として活用する価値が高い制度です。
複数の資産クラスに分散することで、どれか一つが不調でもほかの資産がカバーしてくれるような安定した投資資産の配分(ポートフォリオ)を構築していきましょう。
7.不動産運用に関するよくある質問
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不動産運用について、特に多く寄せられる質問をまとめました。
- 不動産運用で赤字が出た場合はすぐに売ったほうがいいですか?
- 不動産運用の管理会社を途中で変更することはできますか?
(1)不動産運用で赤字が出た場合はすぐに売ったほうがいいですか?
不動産運用で赤字が出たからといって、即時に売却する必要はありません。
赤字が一時的なものか、構造的なものかを見極めましょう。
例えば、空室による一時的な赤字であれば入居者の確保で収益を回復できる可能性があります。
一方で、周辺エリアの人口減少などによって賃貸需要が下がったようなケースでは、損失が膨らむことも考えられます。
赤字の原因を分析したうえで、複数のシナリオでの収支見通しを立て、売却・保有・追加投資のいずれが合理的かを冷静に判断することが大切です。
(2)不動産運用の管理会社を途中で変更することはできますか?
不動産運用の管理委託契約の解約や変更は可能です。
条件は契約によりますが、多くの場合は解約予告期間が定められているので、契約書を確認したうえで手続きを進めましょう。
ただし、新しい管理会社が決まる前に現在の契約を解約してしまうと、管理会社の空白期間が生じるため、必ず後任の管理会社を確定させてから手続きを進めることが重要です。
まとめ
不動産運用とは、購入後の物件を活用して収益を最大化していく継続的な事業活動であり、入居者管理・家賃回収・修繕・税務・売却判断など、幅広い実務を含みます。
成功のポイントは、購入する物件の条件を自分の目で見極めること、運用に強い不動産会社をパートナーに選ぶこと、そして出口戦略まで見越した運用設計を行うことです。
特に、地元で強い不動産会社や、入居率実績の高い管理会社との連携は、空室対策と収益最大化に直結する重要な要素となります。
不動産運用について不安がある場合は、不動産投資に強い不動産会社へ相談してアドバイスを受けるのが一番です。
信頼できる不動産会社を選び、不動産運用のサポートを受けながら資産を形成していきましょう。
監修者
塚田 拓士
不動産鑑定士
新卒で東京国税局に入局し、相続税の税務調査を担当しながら不動産鑑定士試験に合格。2007年にフィンテックグローバル(FGI)に入社し、事業再生、事業承継投資やPMI等を経験したのち、不動産M&Aによる投資事業を始め、FGIの主要事業に育てた。現在は不動産M&Aや投資商品の販売を推進している。
新卒で東京国税局に入局し、相続税の税務調査を担当しながら不動産鑑定士試験に合格。2007年にフィンテックグローバル(FGI)に入社し、事業再生、事業承継投資やPMI等を経験したのち、不動産M&Aによる投資事業を始め、FGIの主要事業に育てた。現在は不動産M&Aや投資商品の販売を推進している。

