当社は、イヤホン型脳波計を独自開発・製造し、脳解析・応用技術を活用して、様々なソリューションを提供しているブレインテック企業である VIE STYLE株式会社(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役:今村 泰彦、以下、「VIE STYLE」)の2021年12月30日付の第三者割当増資を引き受けました。
VIE STYLEは創業時より「味わい深い人生を。」というスローガンのもと、人生を豊かにする為の音楽ウェアラブルデバイス(イヤホン、ヘッドホン等)の開発事業を行っております。
ブレインテック領域での第一弾プロダクトとなる「VIE ZONE(ヴィーゾーン)」では、イヤホン型脳波計を活用して外耳道から脳波を取得し、独自開発したAIエンジンで、集中度、ストレス、疲労、眠気を解析し、音楽を使って脳をチューニングすることで、ストレスの軽減や、フロー状態へ導くことを目的とした生産性支援サービスであり、デバイスの研究開発も完了し、海外で先行販売しております。
また、自社製品開発と同時に通信インフラ系企業、製薬企業および国立研究機関と共に、脳科学を用いたソリューションの共同研究開発事業を進めています。特に、デジタルセラピューティクス(DTx ※)の開発、社会実装に向け取り組んでおり、様々な疾患に対して、脳科学を活用した新しい治療法を開発しています。
(※デジタルセラピューティクス:疾病の予防、診断・治療などの医療行為をデジタル技術を用いて支援、または実施するソフトウェアのこと。)
当社の投資先である株式会社日本クラウドキャピタル(JCC)が運営する日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスのプラットフォームである“FUNDINNO(ファンディーノ)”(https://fundinno.com/)を通じた資金調達も行っており、目標募集額を超える資金調達に成功しています。
グローバルのブレインテックの市場規模は急拡大しており、2024年には約5兆円程度になると予測されています(三菱総合研究所調べ)。このような中で、独自の脳計測技術とその応用技術を世界に提供し、ブレインテック分野で日本のリーディングカンパニーになるべく挑戦して大きな成長可能性を有するVIE STYLEを、当社は今後もサポートしてまいります。
【VIE STYLE株式会社について】
社名 :VIE STYLE株式会社
所在地 :神奈川県鎌倉市材木座5丁目10-14
設立 :2013年8月14日
資本金 :209百万円(資本準備金含む)
代表者 :代表取締役 今村 泰彦
事業内容: ①STYLE事業 →イヤホン、ヘッドホン、アプリ等のプロダクト開発及び販売事業
②Lab事業 →パートナー企業、研究機関等との共同研究開発事業